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「ミュオソティス!」とは 忘れな草のことです。花言葉は「フォーゲット・ミー・ノット」私を忘れないで!さみしがりやの私にピッタリ!もうすぐ巣立っていく子供たちに怒られ、馬鹿にされ、はじめてのパソコンを格闘しています。ちょっと自分を変えたくて、自分の世界を作ってみようと思います。平平凡凡な母親の思いを綴ってみました。よろしければ、みてくださいね。

ミュオソティス!

杜子春(とししゅん)
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    きっかけは、一枚のはがきでした。

    でもそのお陰で、皆様の暖かさに触れて、

    新たな自分を見つけられました。

    感謝しています。

    ありがとうございました。

     

    この物語の主人公「杜子春」のように

    私もどんなことがあっても、

    人間らしい正直な暮らしをしたいと

    思います。

     

    オリジナルではないし、未熟だし、

    作品というにはほど遠いものですが、

    少しでも楽しんでいただけたら幸いです。

     

    今後は今まで通り

    時々、ブログに何気ない日常を語りながら、

    オリジナルの童話完成を

    めざしていきたいと思います。

     

     

    ある春の日暮れです。

    唐の都「洛陽」の西の門の下に

    ぼんやり空を見ている一人の

    わか者がおりました。

     

    わか者の名は「杜子春」といって、

    お金持ちの子供でしたが、

    今はお金を使い果たして、

    あわれな身分になっていました。

     

    友達は目の前を通ってもあいさつすらしません。

     

    杜子春が「おなかはすいたし、

    ねるところもないしどうしたらいいのだろう。」

    と考えていると

     

    杜子春の前に老人があらわれ

    「おまえはなにを考えているのだ?」

    と言いました。

    杜子春が

    おなかはすいたし、ねるところもないので

    どうしたらいいか考えていました。

    と答えると

    「おれがいいことをおしえてやろう。

    いまこの夕日の中に立って

    お前の影が地面にうつったら、

    その頭のところを夜中に掘ってみるがいい。

    きっと、車いっぱいの黄金が埋まっているぞ。」

    と老人が言いました。

    「ほんとうですか?」

    と杜子春が老人のほうをみると、

    老人はいなくなっていまいた。

     

    杜子春は一日のうちに、

    洛陽いちの大金持ちになりました。

    そして毎日、ごちそうを食べて、

    ぜいたくなくらしをしていました。

    友達もたくさん、遊びに来ました。

     

    しかし、いくら大金持ちでも、

    杜子春もだんだんびんぼうになり、

    ついに、またあの洛陽の西の門の下で、

    どうしたものかと考えておりました。

     

    すると、杜子春の前にあの老人があらわれ

    「おまえはなにを考えているのだ?」

    と言いました。

    杜子春が

    「おなかはすいたし、ねるところもないので

    どうしたらいいか考えていました。

    と答えると

    「おれがいいことをおしえてやろう。

    いまこの夕日の中に立って

    お前の影が地面にうつったら、

    その胸のところを夜中に掘ってみるがいい。

    きっと、車いっぱいの黄金が埋まっているぞ。」

    と老人が言いました。

    「ほんとうですか?」

    と杜子春が老人のほうをみると、

    老人はいなくなっていました。

     

    杜子春はまた、一日のうちに洛陽一の

    大金持ちになりました。

    そしてまた、毎日、ごちそうを食べて、

    ぜいたくなくらしをしていました。

    友達もたくさん、遊びに来ました。

     

    しかし、いくら大金持ちでも、

    杜子春もだんだん、びんぼうになり、

    ついに、またあの洛陽の西の門の下で、

    どうしたものかと考えておりました。

     

    すると、杜子春の前にあの老人があらわれ

    「おまえはなにを考えているのだ?」

    と言いました。

    杜子春が

    「おなかはすいたしねるところもないので

    どうしたらいいか、考えていました。」

    と答えると

    「おれがいいことをおしえてやろう。

    いまこの夕日の中に立って

    お前の影が地面にうつったら、

    そのはらのところを夜中に掘ってみるがいい。

    きっと、車いっぱいの・・・。」

    と老人が言いかけたとき、

    杜子春は「もうお金はいりません。」

    と言いました。

    「ほう、それはどうしてかな?」

    「二度も私をお金持ちにしてくださったあなたは

    「身分の高い仙人さま」ではありませんか?

    私を弟子にしてください。」

    「いかにも、おれは「がび山」に住んでいる

    「鉄冠子」という仙人なのだ。」

    「それほど仙人になりたければ、

    弟子にしてやろう。」

    「ありがとうございます。」

    と杜子春がお礼を言うと、

    「鉄冠子」は、

    青竹を取り出して、またがり言いました。

    「「がび山」に来るがよい。さあ、乗りなさい。」

     

    青竹は二人を乗せて、

    「がび山」へ向かいました。

    仙人は言いました。

    「これから、お前を「がび山」に連れていくが、

    仙人になりたければ、どんなことがあっても

    一言も話してはならない。わかったな。」

     

    仙人は杜子春を

    「がび山」の深い谷のそばの岩の上におくと、

    どこかへ行ってしまいました。

     

    杜子春はたった一人、

    しずかに星をながめていると、

    トラとヘビがあらわれました。

    杜子春がへいぜんとすわっていると、

    トラとヘビがいっぺんに、

    杜子春をのみこもうとしました。

    杜子春は「ワッ」と叫びそうになるのを

    なんとかおさえました。

    しかし、次のしゅんかん、ふしぎなことに

    トラもヘビもきりのように、消えていました。

     

    あたりは、

    星空がキラキラとかがやくばかりです。

     

    また、しばらくすると、

    今度は黒い雲があたりをおおい、

    雨が降り始めました。

    そのうちに耳をつんざくほどの大きな音とともに

    真っ赤なカミナリが

    杜子春の上に落ちてきました。

    杜子春は思わず、

    耳をおさえて岩にひれふしました。

     

    しかし、目をひらいてみると

    先ほどと同じように星空がキラキラ

    かがやいているばかりです。

     

    また、しばらくすると、

    三またのホコを持った大男があらわれました。

    そして、大きな声でこう、言います。

    「この「がび山」は、オレのすまいだ。

    命がおしくば、返事をしないか!」

    杜子春はとても、おそろいかったのですが、

    鉄冠子の言葉を思い出し、

    いっしょうけんめいだまっていました。

    大男は

    「強情なやつめ、約束どおり命はとってやる。」

    と言うがはやいか、

    三またのホコで杜子春を突き刺してしまいました。

     

    杜子春の体は

    「がび山」の岩の上にたおれていましたが、

    魂は地獄のそこに、

    ゆらゆらと落ちていきました。

     

    地獄につくと、鬼たちがあらわれ、

    杜子春を黒いものをきて、

    金の冠をかぶった王様の前に連れて行きました。

     

    これがあの「えんま大王」にちがいありません。

    「おまえはなぜ、「がび山」にすわっていた?」

    えんま大王の声は、

    カミナリのようにひびきました。

    杜子春はそのおそろしさに、

    声を出しそうになりましたが、

    鉄冠子の言葉を思い出し、

    いっしょうけんめいだまっていました。

    「強情なやつだな、地獄のせめをうけてまいれ!」

     

    このあと、

    杜子春は火の地獄や氷の地獄へおくられ、

    さまざまな苦しみを味わいましたが、

    歯をくいしばったまま、

    一言も口をききませんでした。

     

    再び、えんま大王の前に、

    杜子春連れてこられました。

    えんま大王は、

    「この男の父、母は、畜生道に落ちているはずだから、

    ここへ連れてきて、むちでうて!」

    と鬼たちに命じました。

     

    鬼たちは二ひきの馬を連れてくると、

    鉄のむちで馬たちをうちました。

    杜子春は、たいそうおどろきました。

    馬たちのすがたは馬でしたが、

    顔は死んだ父、母の顔だったのです。

     

    杜子春は鉄冠子の言葉を思い出しながら、

    かたく目をつぶっておりました。

     

    すると「私たちはどうなってもいいから、

    お前が幸せになるなら、だまっていなさい。」

    と母のかすかな声が聞こえてきました。

     

    杜子春は鉄冠子の言葉を忘れて、

    馬のくびをだいて、なみだを流しながら

    「お母さん。」と一声さけびました。

     

    杜子春が一声さけぶと、

    杜子春はいっしゅんにして、

    洛陽の西の門のそばに立っておりました。

    そして、鉄冠子が言います。

    「仙人になるのは楽ではないだろう。」

    杜子春は「むちをうけている父、母をみて

    だまっていることなどできません。

    でも、よかったのだと思います。」

    「そうか、それでは、

    お前はこれからどうやってくらしていくのだ?

    「なにになっても、人間らしい、

    正直なくらしをするつもりです。」

    「その言葉を忘れるなよ。」

    と言いつつ、鉄冠子は歩き出しましたが、

    急に足をとめて言いました。

    「泰山の南のふもとに一軒の家を持っている。

    家も畑もあげるから、そこに住むといい。

    ちょうど今ごろは家のまわりに、

    ももの花がいちめんに咲いているだろう。」

    と言いました。

     

    杜子春が泰山の南のふもとに行ってみると、

    鉄冠子の言ったとおり、

    ももの花にかこまれた家や畑がありました。

     

     

     

     

     

    | 童話作家になりたかった | 00:37 | comments(2) | - |